夏は軽く冷やして楽しむのもおすすめの果実味豊かなボルドー赤4種セット
シャトー・ボーモン・2021
シャトー・ボーモンは、フランス・ボルドー左岸のオー・メドック地区に位置する著名なワイナリーで、格付け「Cru Bourgeois(クリュ・ブルジョワ)」の上位に評価されています。113ヘクタールに及ぶ広大な単一畑は、水はけの良いグラーヴ(砂利質)土壌の丘陵地に広がっており、1854年に建てられたルネサンス様式の美しいシャトーが象徴的な存在です。
栽培には、環境配慮型農法「Terra Vitis(テラ・ヴィティス)」を採用し、持続可能な農業の実践に力を入れています。ブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン53%、メルロ42%、プティ・ヴェルド5%を主体としており、収量を抑えることで凝縮感のある果実を育てています。
醸造はステンレスタンクでの発酵の後、フレンチオーク樽(新樽比率30%)で12〜14ヶ月熟成されます。年間生産本数は60万〜70万本におよび、コストパフォーマンスに優れた高品質ワインとして世界中で親しまれています。
ワインは赤や黒系果実の香りに、スパイス、カカオのニュアンスが重なり、程よいタンニンと酸味がバランスよく調和。中程度のボディで若いうちからも楽しめますが、熟成させることでより複雑さが増し、滑らかで芳醇な味わいへと進化します。食事との相性も良く、特に赤身肉やチーズと合わせると抜群です。

高品質なワインを生み出すボルドー・ムーリス村のトップシャトーとして知られる「シャトー・モーカイユ」が手掛ける赤ワイン。このワインは、ガロンヌ川の右岸に位置するアントル=ドゥー=メール地区のブドウから造られており、「ボルドー・シュペリュール」格付けに認定されています。
外観は輝きのあるルビーレッド。ブラックベリーやブルーベリー、カシスなどの果実の芳醇な香りに加え、リコリス、クローヴ、コショウといったスパイスのニュアンスも感じられます。
タンニンはしっかりとしつつも、しなやかな口当たり。フレッシュさと豊かな果実味が重なり、美しい余韻へとつながります。
このワインは、牛肉のステーキやビーフシチュー、香草を効かせた仔羊のロースト、鴨肉のコンフィ、サーモンのグリエ、そして熟成したチーズなどとの相性が良く、食卓に豊かなマリアージュをもたらします。

砂利と粘土質からなる優れたテロワールの恩恵を受け、ワインには力強さ、優雅さ、そして繊細なアロマがもたらされています。2022年ヴィンテージは、暖かくバランスの取れた気候条件に恵まれ、肉厚で表現力豊か、構造のしっかりとした赤ワインが生み出されました。
外観は濃いラズベリー色に、紫のハイライトが美しく映えます。香りには、熟したストロベリー、ブラックチェリー、ラズベリーなどの赤黒系果実の芳醇なアロマに、バタースコッチや甘いリコリスのようなニュアンスが重なります。
口当たりは肉厚で丸みがあり、果実味に富んだ複雑な風味が広がります。
相性の良い料理としては、赤ワインで煮込んだ牛肉料理、チェリーソースを添えた鴨の胸肉、プロヴァンスハーブをまとわせたローストラム、そして熟成したクリーミーなチーズなどが挙げられます。

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