赤ワイン好きの方におすすめのデイリーに飲みたい銘醸地の赤ワイン
ラ・ドゥモワゼル・ド・ソシアンド・マレ・2021
ボルドーの名門シャトー・ソシアンド・マレが手がけるセカンドラベルであり、本家の哲学とスタイルを色濃く反映した一本です。ソシアンド・マレは1855年格付けには属さないものの、長年にわたり専門家や愛好家から高い評価を受け、「格付け以上の実力を持つシャトー」として確固たる地位を築いてきました。その品質の高さと安定感は、ボルドー左岸を語るうえで欠かせない存在です。
香りはカシスやブラックチェリーといった黒系果実に、スミレや杉、ほのかなスパイスのニュアンスが重なり、非常にボルドーらしい香り立ちを見せます。口当たりは滑らかで、タンニンはきめ細かく、若いうちから親しみやすい一方、芯にはしっかりとした骨格が感じられます。酸味も程よく、全体を引き締めることで、食事との相性の良さを高めています。
牛肉の赤ワイン煮込みやビーフシチュー、ラムチョップのグリルやハーブ焼きと好相性で、特別な日のご馳走から少し贅沢な週末まで幅広く楽しめます。クラシック・ボルドーを気負わず味わえる1本です。
コリーヌ・ロダニエンヌは、銘醸地コート・ロティやエルミタージュでも使用されているシラーを主体にしながら、より日常的な価格帯と柔軟なスタイルで造られることが特徴の産地です。
シラーらしい果実の輪郭が明確で、過度に重くなりすぎないバランスの良さが印象的です。香りはブラックベリーやカシスといった黒系果実に、黒胡椒やスパイス、ほのかなハーブのニュアンスが広がり、ローヌ北部の上質な香り立ちを楽しめます。樽の主張は控えめで、果実味とスパイス感が前面に出た、素直で分かりやすいスタイルです。
口当たりはなめらかで、タンニンはきめ細かく、若いうちから飲みやすい仕上がり。シラー特有の程よい骨格は感じられつつも、重厚すぎず、食事と合わせてこそ真価を発揮します。酸味も穏やかで、飲み疲れしにくい点は、家庭での食中酒として大きな魅力です。
合わせる料理としては、牛肉やラムのグリル、ハーブを効かせたロースト、ソーセージや煮込み料理などがおすすめです。また、シンプルな焼き肉やスパイスを使った家庭料理とも相性が良く、特別な準備をしなくても楽しめる懐の深さがあります。
マルタン・クレールが造るこちらのワインは、「ローヌ北部のシラーを気軽に味わってみたい」「普段の食卓に少しだけ本格感をプラスしたい」という方に最適な一本です。難しい知識や構えは不要で、開けたその日から楽しめる、日常に寄り添うワインとしておすすめです。
フランス・ローヌ地方を代表する名門ワイナリー、E.ギガルが手がける定番赤ワインが「コート・デュ・ローヌ 」です。ギガルは1946年にエティエンヌ・ギガルが北ローヌのアンプイで創業して以来、3世代にわたって質の高いワインを造り続けてきた家族経営のドメーヌで、世界中の愛好家から信頼されています。
ブレンドはシラー、グルナッシュ、ムールヴェードルという、ローヌ伝統の比率に基づく構成です。シラー由来の黒系果実やスパイスのニュアンス、グルナッシュの豊かな果実味、ムールヴェードルが与える深みと複雑さが絶妙に調和しています。醸造は温度管理された発酵後にオーク大樽で約1年半熟成され、香りと味わいにしっかりとした骨格を与えています。
色調は輝きのあるルビー、アロマはブラックベリーやチェリーといった熟した赤黒系果実に、ほのかなスパイスや黒胡椒のアクセントが感じられます。口に含むとまろやかでほどよいタンニンと果実味の豊かさが広がり、滑らかさと深みがバランスよく続く、飲み心地の良い仕上がりです。
料理との相性も幅広く、シンプルな焼き肉やグリル料理、トマトベースのパスタ、煮込み料理、鶏肉や豚肉のロースト等、日常の食卓から少し贅沢なディナーまで楽しめる万能タイプです。自宅の食事をワンランク上に引き上げるワインとしてもおすすめです。
古くからワイン造りが根付くフランス・ロワール地方アンジューの名門シャトー・ド・ボワ・ブランソンが送り出す赤ワイン。ロワールらしい透明感とエレガントさを備えつつ、家庭料理と合わせやすい親しみやすさも兼ね備えています。
シャトー・ド・ボワ・ブランソンの歴史は古く、1219年に修道士がこの地にブドウを植えたことに始まると伝えられ、現在は5代目当主グザヴィエとジェラルディーヌ・カイロー家が、伝統を守りながらテロワールを尊重した造りを続けています。畑は多様な土壌が混在し、ビオディナミ農法およびユーロリーフ認証のもと、化学的な介入を抑えたブドウ栽培が行われています。
カベルネ・フラン100%。平均樹齢35年の古樹から収穫。色調は深みのあるルビーレッド。ブラックベリーやチェリーといった黒・赤系果実が主役となり、土やスパイスを思わせる繊細なアロマが重なります。口に含むと絹のようなテクスチャーが感じられ、細やかなタンニンと程よい酸が調和した味わいが持続します。果実味の厚みとエレガントなミネラル感が食中酒としての魅力を高め、比較的若いうちから楽しめる仕上がりです。
お勧めのお料理は、ローストした鶏肉、豚ロース、トマトソースのパスタや煮込み料理、テリーヌやパテ、熟成チーズ、グリルした赤身肉やラムの一皿等。日常の食卓から、軽めのおもてなし料理まで幅広くおススメできます。
アルザスは本来白ワインの名産地として知られますが、この地で質の高いピノ・ノワールを造ることにも定評があり、キュヴェ・リナはその代表的な1本です。アルザスの多様な土壌と冷涼な気候が、ピノ・ノワールの繊細な果実味と酸のバランスを引き出し、軽やかでありながら力強い個性を感じさせる味わいとなっています。
ウィルムは、伝統を重んじつつも独自の感性を加えたワイン造りを行う生産者で、キュヴェ・リナはその中でも特に“ガストロノミック”(料理との相性を重視した)ラインとして位置づけられています。色調は美しいルビーレッドで、グラスに注いだ瞬間から赤系果実の豊かな香りが広がります。カシスやブラックベリーのような黒系果実に、スパイスやハーブ、ほんのり土や森を思わせる香りが調和し、エレガントながらも力強さを感じさせるアロマを特徴とします。果実味とまろやかな酸味、きめ細かなタンニンが滑らかで、飲み心地はバランスに優れています。やさしい口当たりで非常に満足感のあるピノ・ノワールです。
このワインは比較的軽やかでありながら、奥行きのある骨格を持つため、さまざまな料理と合わせやすい点も魅力です。鮮やかな赤い果実の風味は、鶏肉のローストや仔牛のソテー、きのこやベリーソースを使った一皿とも相性が良く、前菜からメインまで通して楽しめる1本です。
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