幻のシャンパーニュ”サロン”の姉妹メゾン「ドゥラモット社」が手掛けるシャンパーニュセット。
ドゥラモット ブラン・ド・ブラン・ひらまつ
Blanc de Blancsブラン・ド・ブランとは、白葡萄のみで仕込んだという意味。
シャンパーニュ地方では、通常2種の黒葡萄ピノ・ノワールとムニエ、1種の白葡萄シャルドネをブレンドしますが、このキュヴェはその貴重なシャルドネだけを使った贅沢なアイテム。ひらまつオリジナルラベルでのご用意です。
レモンを始めとした柑橘の香りに白桃や洋梨の香りが加わり、爽やかながらアロマティック。酸味のビシッと効いた軽快な味わいながらも、口中では熟成由来の香ばしさも拡がります。口中の香ばしさをより引き出すには少し温度を上げて8℃程度がお勧めです。
ドゥラモット・ブリュット・ロゼ
多くのメゾンが、白ワインに赤ワインをブレンドしてロゼを作る中、白黒葡萄を同時に発酵し、果皮からじっくり色素や香りを引き出します。 穏やかに仕込まれた鮮やかなロゼ色は、乾杯の場面を華やかに彩ります。木苺やスプレーバラのような香り、芳醇な果実味と共にドライな酸を兼ね備えたバランスのよい辛口です。
乾杯の場面でも大活躍ですが、デザートにもお奨め。香りにも感じる、苺やバラの香りを纏わせた一品やハイビスカスやローズヒップの香りとも好相性です。

ドゥラモット社
創業者フランソワ・ドゥラモットの長男ニコラ・ルイはマルタ騎士団のシュヴァリエ(騎士)であり、1824年にアルトワ伯シャルル・フィリップが国王シャルル10世として即位した際には、商事裁判所長官として参列し、レジオン・ドヌール勲章を受けています。
その拠点をコート・デ・ブランのグラン・クリュのひとつ、ル・メニル・シュール・オジェ村に置き、幻のシャンパーニュとして知られる「サロン」の姉妹メゾンという位置づけを担います。
サロンはご存知のとおり、単一品種、単一クリュ、単一収穫年のシャンパーニュのみを生産し、この100年間にリリースされたのはわずか30数ヴィンテージのみ。
サロンが造られない年、そのぶどうは、ドゥラモットのために使われます。
瓶内熟成期間はブリュットで30〜36ヶ月と非常に長く、ブラン・ド・ブランでは48〜60ヶ月も澱と一緒に寝かせられ、リリースされる時を静かに待ちます。
品種やクリュ、長期熟成など当然ながらサロンとの近似性が散見され、メニル、アヴィーズ、オジェ、クラマンのシャルドネがアッサンブラージュされたブラン・ド・ブラン・ミレジメに至っては、プチ・サロンと呼んでしまいたくなるほどの気品と複雑味が堪能できます。
このようにして、サロンとの関係性を飲み手に対して感じさせるほど贅沢な味わいのシャンパーニュです。

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