グラーヴ地区の格付けの有数のシャトー。香り、味わいがいつまでも続く上質なワイン
シャトー・パプ・クレマン
最初のブドウ収穫は1252年に行われ、1299年にベルトラン・ド・ゴ司教がボルドーの大司教になり、彼の領地にあったブドウ畑の経営を始め、当時の最先端の設備を導入し、ワイン造りを手掛けました。
1305年に次期教皇「クレマン5世」に選出されますが、ワイン造りについては、後任の大司教に引き継ぐことになります。その際、これまでの功績を受け継ぐために、「パプ=教皇、クレマン=クレマン5世」の名前が引き継がれました。
歴代の大司教によって、クオリティの高いワイン造りが続けられましたが、フランス革命によって、領地はすべて国家に没収され、複数の所有者に引き継がれます。
1986年に現在のオーナーベルナール・マグレ氏が引き継いで以降、シャトーが再生されていきます。今では第4級格付けのシャトー・ラトゥール・カルネ。サンミリオンのシャトー・フォンブロージュ。ソーテルヌ格付けのシャトー・クロ・オー・ペルゲも所有しています。
マグレ氏は醸造コンサルタントにミシェル・ロラン氏を雇い入れ、醸造設備、セラーの改修など、必要な投資を行い、それによりワインの品質は大きく向上し、今や最高峰のワインの一つとして確固たる地位を築いています。
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