凛とした美しさを持つ白ワイン「プティット・アルヴィン」
北イタリアの秘境、ヴァッレ・ダオスタ州から届いた、凛とした美しさを持つ白ワイン「プティット・アルヴィン」をご紹介します。
イタリアで最も小さな州に位置するワイナリー「オッティン」が手掛けるこの一本は、まさに山の恵みが凝縮された傑作です。標高の高い畑で育つ希少なブドウ品種「プティット・アルヴィン」を主役に、鮮やかな麦わら色とゴールドに輝く外観が期待感を高めてくれます。
グラスを回せば、パイナップルのような完熟したトロピカルフルーツの香りに、清涼感あふれるフレッシュミントやハーブ、さらにはエルダーフラワーの優雅なアロマが次々と立ち昇ります。口に含むと、このワインならではのキリッとした美しい酸味と、大地から受け継いだ心地よい「塩味」が感じられるのが特徴。エレガントでいながら驚くほどの力強さを兼ね備えており、飲み終えた後も長く続く高貴な余韻に包まれます。山の冷涼な空気と太陽のエネルギーが溶け合った、芯の通ったスタイリッシュな白ワインです。
エルメス・オッティン氏
北イタリア、モンブランを望むアルプス山脈の麓に位置する「オッティン」は、現当主のエルメス・オッティン氏によって設立された、この地方を代表する家族経営のワイナリーです。もともとは農家の家系でしたが、自身の名を冠したラベルをリリースすると、その圧倒的な品質で瞬く間にイタリア国内外の評論家を虜にしました。
彼らの畑は、標高600~900メートルという非常に厳しい急斜面に位置しています。この高地特有の冷涼な気候と、水はけの良い砂礫(されき)質の土壌が、ワインに類まれな「透明感」と「力強いミネラル」をもたらします。オッティン氏は、この厳しい自然環境を逆手に取り、農薬を最小限に抑えた自然に近い栽培を徹底することで、ブドウ本来の生命力を引き出しています。
「土地の声を聞き、それを純粋にボトルに詰め込むこと」を哲学とするオッティン。彼が手掛けるワインは、どれもがアルプスの清らかな空気と、厳しい冬を越えた太陽のエネルギーを感じさせる、凛とした美しさを備えています。少量生産ながら、イタリア最高の評価誌『ガンベロ・ロッソ』でも最高賞の常連となるなど、今やヴァッレ・ダオスタ州の頂点に立つ生産者の一人として不動の地位を築いています。
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