辛口な味わいの中に豊富な果実味を感じさせる高品質白ワイン
グラスからはライム、レモン、グレープフルーツといった柑橘の爽やかな香りに加え、熟したリンゴのニュアンスが立ち上がります。さらにレモンバーベナやミントの清涼感、白や黄色の花束を思わせるフローラルな香りが層を成し、複雑で上品なアロマを形成します。
口に含むと果実味は豊かで厚みがあり、味わいにはしっかりとした奥行きが感じられます。マイルドで滑らかな口当たりの中に、リースリングらしい上品で強度のある酸味とミネラルが調和し、バランスの取れた構成を生み出します。フィニッシュは非常にクリーンで、ミネラルと果実の余韻が長く続きます。
料理との相性も幅広く、柑橘のニュアンスと酸味を活かして、帆立や白身魚のカルパッチョ、真鯛の昆布締めなどの繊細な魚料理と好相性。また、鶏肉のクリームソースや仔牛のブランケットなどの、ややコクのある料理にも美しく寄り添います。ハーブを使った料理、柚子やレモンを効かせた和食とも調和し、前菜から魚料理まで幅広く楽しめます。
ドライで明確な辛口スタイルでありながら、フルーティーで華やかな印象も併せ持つ高品質なリースリング。ツィンコフルのテロワールがもたらすエネルギーとエレガンスを存分に感じられる、アルザスの魅力を体現する一本です。
アガット ビュルサン
現在当主の彼女は、地元のぶどう畑とワインに囲まれて育ちました。1939年に曾祖父が亡くなった後は協同組合としてワインを生産していましたが、いつかは自身の名前でワインを生産したいという夢を抱いていました。そして2000年に、わずか3㏊の畑から“Agathe Bursin”の名前でワインを作り、夢を実現させました。
ぶどう畑の殆どはウェスタルテン村の特級畑‟ツィンコフレ”に所在しており、石灰岩と砂岩の土壌から形成されています。また、2020年にはBioの認証も得ています。ワイン全体のイメージはピュアでエレガントという表現がふさわしく、多くのワインファンに心惹かれる様なワインを作り続けています。
彼女たちのワインは、ソムリエやワインファンの中ではとてもよく知られていますが、生産量が多くない事からあまり市場で出回ることは少ないです。フランス国内でも一度売り場に並ぶとあっという間に売り切れてしまうほどです。ワイン評価誌でも高評価を獲得する等、とても優れた作り手です。
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