辛口白ワインの代名詞、シャブリの特級畑 レ・プルーズ
南〜南西向きの斜面に位置し、日照に恵まれ、夕刻まで太陽光を受けるこの区画は、シャブリの中でも特に成熟度の高いブドウを生み出す優れた立地です。土壌は表層に粘土石灰質、その下にキンメリジャン石灰岩が広がり、海洋化石を豊富に含むことで知られます。この特有の地質こそが、シャブリ特有のミネラル感と塩味を伴う緊張感をワインにもたらします。
樹齢約50年のシャルドネから造られるこの2022年ヴィンテージは、樽熟成(主に大樽)を経て、その後ステンレスタンクで仕上げられます。これにより、樽由来の複雑さと、シャブリらしいピュアな果実味・ミネラルの両立が実現されています。ドメーヌのグラン・クリュは総じてアロマ豊かで奥行きがあり、熟成によってさらにその真価を発揮するスタイルです。
香りにはレモンや熟した柑橘、白い花に加え、牡蠣殻を思わせるヨードや海のニュアンスが重なり、シャブリの典型を超えた複雑さを示します。味わいはアタックから塩味と張りのある酸が広がり、凝縮した果実とスパイスのニュアンスが層を成して展開。フィニッシュにはグラン・クリュらしい深い余韻とミネラルの持続が感じられます。若いうちはやや内向的ながら、数年の熟成により一層の調和と奥行きを見せる長期熟成型のワインです。
料理との相性は、牡蠣やホタテ、オマール海老といった甲殻類、白身魚のグリル、さらにはバターソースを用いた魚料理などと抜群です。ミネラルと酸が料理の旨味を引き立て、繊細さと力強さを兼ね備えたペアリングを実現します。
シャブリの中でも最も純粋で洗練されたスタイルを体現する1本であり、ドメーヌの哲学とテロワールの結晶とも言える存在です。時間とともに開花するそのポテンシャルは、グラン・クリュの名にふさわしい風格を備えています。
ドメーヌ・ゴートゥロン
シャブリ地区は、冷涼な気候とキンメンジャンと呼ばれる石灰質な土壌が特徴でミネラル感のある辛口の白ワインが造られます。ドメーヌ・ゴートゥロンは、ミネラル豊富でエレガント、そして骨格のある辛口シャブリを生み出すシャブリを代表する存在です。
現在の当主シリルは、父である6代目アランからワイナリーを引き継ぎ、環境に配慮してブドウを栽培しており、2020年には、HVE認証を取得しました。(HVE認証は、「高い環境価値」を意味し、継続的に環境保全を推進する農家を認定する制度です)
醸造においては、果実味をなるべく残すために、ほとんどステンレスタンクを使用しています。アペリティフや、季節の野菜や海産物と合わせると、豊富なミネラルとエレガントな酸が存分に引き立ちます。
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