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Vosne Romanee 2021 Emmanuel Rouget
ヴォーヌ・ロマネ・2021・エマニュエル・ルジェ

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販売価格(税込):
181,500
ポイント: 9,075 Pt

生産地方/ブルゴーニュ
サイズ/750ml
主な品種/ピノ・ノワール
味わい/赤・ミディアムボディ
※画像はイメージです。


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ブルゴーニュの巨匠アンリ・ジャイエの哲学を継ぐエマニュエル・ルジェが手がけるヴォーヌ・ロマネ

ブルゴーニュの中でも最も名声を誇る村、ヴォーヌ・ロマネ。その名は、ロマネ・コンティやラ・ターシュといった世界最高峰のグラン・クリュを擁することで知られています。エマニュエル・ルジェは、この地でアンリ・ジャイエの哲学を継承し、ピノ・ノワールの真髄を表現するワインを生み出しています。2021年ヴィンテージは、ブルゴーニュ全体で「成熟とバランス」に恵まれた年と評価され、ルジェのヴォーヌ・ロマネはその魅力を余すところなく体現しています。

このワインは、特に優れた複数のリュー・ディからブレンドされています。Aux Raviolles、Les Jacquines、Vigneux、Maizières、Les Barreauxなど、クロ・パラントゥを見下ろす丘の中腹に位置する区画が中心。土壌は石灰質を主体とし、粘土が適度に混じることで、ワインにしなやかな骨格とミネラル感を与えます。樹齢は古く、収量は極めて低く抑えられ、ブドウは手摘みで厳選されます。

香りは、カシス、チェリー、プラムの果実に、バラ、スパイス、黒胡椒、わずかなメントールが重なり、複雑で官能的。絹のようなタンニンとしなやかな酸が広がり、果実の凝縮感とミネラル。余韻は非常に長く、スパイスやチョークのニュアンス。

このワインは、ブルゴーニュの伝統と革新が融合した、究極のピノ・ノワール体験です。ルジェが語る「ヴォーヌ・ロマネは力強さと官能性を併せ持つ」という言葉通り、村名クラスでありながら、グラン・クリュに迫るクオリティを誇ります。飲むたびに新しい表情を見せる、時を超える価値ある一本を、ぜひご堪能ください。

エマニュエル・ルジェ

エマニュエル・ルジェは、ブルゴーニュの伝説的な醸造家アンリ・ジャイエの甥であり、その精神と技術を継承する真の後継者と称される人物です。彼のワインは、繊細で芸術的な味わいを持ち、世界中のワイン愛好家から高い評価を受けています。

1976年、ルジェ氏は叔父アンリ・ジャイエのもとでワイン造りを学び始めました。ジャイエ氏が引退した後は、彼の畑の管理と醸造を全面的に任され、ジャイエ氏が所有していた畑の多くを継承しました。特に「ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー」は、リシュブールの真上に位置する希少な区画で、現在はルジェ氏とメオ・カミュゼのみが所有しており、ルジェ氏はその半分以上を管理していま。

ルジェ氏のワイン造りは、自然との調和を重視した哲学に基づいています。ブドウはできる限り自然な方法で育てられ、収穫はすべて手摘み。収穫時期の見極めには特に慎重で、その年に最も適したタイミングで行われます。収穫量も厳しく制限されており、品質を最優先する姿勢が貫かれています。

赤ワインの醸造では、ピノ・ノワールのアロマと色調を引き出すために低温浸漬を行い、コンクリートタンクで15~20日間かけてアルコール発酵。その後、20ヶ月間樽熟成され、フィルターや清澄を行わずに瓶詰めされます。白ワインは圧搾後にステンレスタンクで発酵し、10~12ヶ月間熟成。瓶詰前に軽く清澄されますが、フィルターは使用されません。

2005年からは長男ニコラ氏が自身のラベルでワイン造りを開始し、2009年からは次男ギョーム氏も加わり、家族でのワイン造りが本格化しています。ニコラ氏は「香りを大切にし、濃さとは無縁の繊細でエレガントなワインを造りたい」と語り、父の哲学を受け継ぎながらも自身のスタイルを築いています。

ルジェ氏のワインは、ブルゴーニュの伝統と革新、そして人の手による丁寧な仕事が融合した、まさに芸術品のような存在です。その一滴には、土壌の記憶と造り手の情熱が凝縮されており、飲む人の感性を静かに揺さぶります。エマニュエル・ルジェは、ブルゴーニュを代表する造り手として、今もなお進化を続けています。

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