このページの先頭へ

商品を選ぶ

Echezeaux 2021 Emmanuel Rouget
エシェゾー・特級畑・2021・エマニュエル・ルジェ

  • NEW
  • 限定品
販売価格(税込):
418,000
ポイント: 20,900 Pt

生産地方/ブルゴーニュ
サイズ/750ml
主な品種/ピノ・ノワール
味わい/赤・ミディアムボディ
※画像はイメージです。


※同時の注文や短時間での多くの注文があった場合、在庫システムの更新タイミングによっては欠品が生じ、商品がご用意できない場合がございます。予めご了承ください。欠品が生じた際は、メールにてご連絡差し上げます。

ブルゴーニュの巨匠アンリ・ジャイエの哲学を継ぐエマニュエル・ルジェが手がけるグラン・クリュ

ブルゴーニュの偉大な造り手アンリ・ジャイエの哲学を継承する甥、エマニュエル・ルジェが手がける「エシェゾー」は、コート・ド・ニュイの中でも特に名声を誇るグラン・クリュの一つです。

土壌は粘土質と石灰質が複雑に絡み合う構成。ルジェの区画は「Cruots(別名Vignes Blanches)、Les Treux、Clos Saint Denis」など複数のリュー・ディにまたがり、細かいマルヌや石灰岩がワインに緻密なミネラル感と骨格を与えます。樹齢は古く、収量は極めて低く抑えられ、ブドウは手摘みで厳選されます。

ルジェは、アンリ・ジャイエ直伝の哲学を忠実に守り、100%除梗、低温マセラシオン、天然酵母による発酵を行います。新樽比率は高めで、約18ヶ月の樽熟成により、果実味と樽香が見事に調和。清澄や過度な濾過は行わず、ピノ・ノワールの純粋な個性を最大限に引き出します。

深みのあるルビー色。香りはブラックチェリー、プラム、ラズベリーコンポートに、スパイス、バラの花弁、ウッド、トリュフが重なり、複雑で官能的。絹のようなタンニンとしなやかな酸が広がり、果実の凝縮感とミネラルが骨格を形成。余韻は非常に長く、白胡椒やカカオ、メントールのニュアンスが静かに続きます。

おすすめのペアリングは牛フィレ肉のウェリントン、ジビエのロースト、トリュフを使用したグラタン・ドフィノワなど、贅沢なお料理と合わせ、ゆっくりをワインとの相性をお楽しみください。

エマニュエル・ルジェ

エマニュエル・ルジェは、ブルゴーニュの伝説的な醸造家アンリ・ジャイエの甥であり、その精神と技術を継承する真の後継者と称される人物です。彼のワインは、繊細で芸術的な味わいを持ち、世界中のワイン愛好家から高い評価を受けています。

1976年、ルジェ氏は叔父アンリ・ジャイエのもとでワイン造りを学び始めました。ジャイエ氏が引退した後は、彼の畑の管理と醸造を全面的に任され、ジャイエ氏が所有していた畑の多くを継承しました。特に「ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー」は、リシュブールの真上に位置する希少な区画で、現在はルジェ氏とメオ・カミュゼのみが所有しており、ルジェ氏はその半分以上を管理していま。

ルジェ氏のワイン造りは、自然との調和を重視した哲学に基づいています。ブドウはできる限り自然な方法で育てられ、収穫はすべて手摘み。収穫時期の見極めには特に慎重で、その年に最も適したタイミングで行われます。収穫量も厳しく制限されており、品質を最優先する姿勢が貫かれています。

赤ワインの醸造では、ピノ・ノワールのアロマと色調を引き出すために低温浸漬を行い、コンクリートタンクで15~20日間かけてアルコール発酵。その後、20ヶ月間樽熟成され、フィルターや清澄を行わずに瓶詰めされます。白ワインは圧搾後にステンレスタンクで発酵し、10~12ヶ月間熟成。瓶詰前に軽く清澄されますが、フィルターは使用されません。

2005年からは長男ニコラ氏が自身のラベルでワイン造りを開始し、2009年からは次男ギョーム氏も加わり、家族でのワイン造りが本格化しています。ニコラ氏は「香りを大切にし、濃さとは無縁の繊細でエレガントなワインを造りたい」と語り、父の哲学を受け継ぎながらも自身のスタイルを築いています。

ルジェ氏のワインは、ブルゴーニュの伝統と革新、そして人の手による丁寧な仕事が融合した、まさに芸術品のような存在です。その一滴には、土壌の記憶と造り手の情熱が凝縮されており、飲む人の感性を静かに揺さぶります。エマニュエル・ルジェは、ブルゴーニュを代表する造り手として、今もなお進化を続けています。

Review

この商品に対するご感想をぜひお寄せください。