今や入手困難なローヌの作り手ジャン・ルイ・シャーヴのデイリーに楽しむ高品質ワイン
ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクションの「モン・クール」は、北ローヌ地方の卓越した技と情熱が詰まった赤ワインです。シャーヴ家はエルミタージュで名を馳せる造り手であり、その伝統を受け継ぎつつ、コート・デュ・ローヌに新たな息吹を吹き込んでいます。
使用されるぶどうはシラーとグルナッシュ。シラー特有のスパイシーさと力強いタンニンに、グルナッシュの豊かな果実味が加わることで、調和のとれた味わいを生み出します。ブルーベリー、ラズベリー、ブラックチェリーといった赤黒果実の凝縮した香りが広がり、さらに黒コショウやリコリスのニュアンスが加わることで、複雑なアロマを形成。味わいは滑らかで、心地よい酸とミネラル感が際立ち、長い余韻へと続きます。
ワインの構成はしっかりしており、北ローヌらしいエレガンスが感じられる一本。熟成を重ねることでさらに深みを増し、飲み頃の幅が広いのも魅力です。グリルした赤身肉やハーブを使った料理との相性が良く、日常の食卓から特別な場面まで幅広く楽しめます。
伝統と革新が融合したこのワインは、コート・デュ・ローヌの魅力を存分に味わえる逸品。ジャン・ルイ・シャーヴならではの洗練されたスタイルを堪能できるでしょう。
Jean Louis Chave (ジャン・ルイ・シャーヴ)
1481年設立、フランス・コート・デュ・ローヌ地方、エルミタージュのモーヴの町で6世紀にわたってワインを造り続けているドメーヌで、16代目の現当主はジャン・ルイ・シャーヴ氏。カリフォルニア州のカリフォルニア大学デービス校で醸造学の学位を取得した後、1992年に父親とともにドメーヌで働き始めました。現在、ジャン・ルイ・シャーヴは妻のエリン・キャノン・シャーヴ氏と共にこの農園の管理を続けています。
エルミタージュに使われるぶどう畑は合計28haで赤白共にいくつかの区画に分かれています。
収穫する時期は周辺の生産者と比べて遅く、ぶどうが充分に熟すまで待ち、収量もかなり抑えて凝縮したぶどうのみ収穫します。白ワインの8割は樽で残りはステンレスタンクで醸造。赤ワインは樽のみで醸造され、18~24ヵ月間熟成されます。「エルミタージュはアッサンブラージュのワインである」という彼の信念に基づき、区画ごとに醸造されたワインは最後にアッサンブラージュ(ブレンド)によって仕上げられます。
ジャン・ルイ・シャーヴ・セレクションは、ジャン・ルイ・シャーヴ氏の「ドメーヌでは偉大なワインを、ネゴシアンではおいしいワインを」という想いに基づきながら、ドメーヌワインと同じように造られています。
ファーストヴィンテージは1995年ですべてサン・ジョセフでした。当時はほとんどのぶどうを契約農家から購入していましたが、その後はエルミタージュ、クローズ・エルミタージュ等にぶどうを植え、契約農家の方々と一緒に栽培を担当しています。
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