自然派ワインの名手として知られるゴビーが手掛ける果実味溢れる赤ワイン
ラングドック=ルーション地方は、隠れた逸品が多数存在するフランス屈指のワイン産地ですが、中でもゴビーのワインは、フランス国内でも入手困難とされるほどの人気を誇ります。
古いもので1900年代初頭に植えられた古木が現存する畑「コート・カタラン」では、香り・味わい共に多彩な要素が感じられ、造り手が掲げるモットー「フィネス(繊細さ)」が見事に表現されています。
自然派ワインの名手として知られるゴビーは、有機農法およびビオロジック農法を採用し、テロワールの特性を最大限に引き出したワイン造りを行っています。
ワインは深い紫色、輝きのあるルビー色を帯びています。ブラックベリー、ブルーベリー、カシスといった果実の香りに、スパイス、ローズマリー、カカオのニュアンスが重なり、さらにスミレのような花のアロマが加わることで、非常に複雑な香りが広がります。
口当たりはシルキーで、緻密なタンニンが存在感を示します。生き生きとした酸味と果実味が調和し、バランスの良さとともに長い余韻へと続いていきます。
おすすめのお料理は、グリルした仔羊や鴨料理、牛リブロース、タジン料理、鰹の藁焼き、サーモンのグリルなど、旨味と香ばしさを持つ料理との相性が抜群です。

ドメーヌ・ゴビー
ドメーヌの場所はフランス南西の街、ペルピニャンの北西20kmに位置し、全体の敷地は約85haと驚くほど広大です。ブドウ畑は約半分の45㏊で最高樹齢は120年だそうです。残りの敷地は古くからの森や草原がそのまま残されており、見渡す限り自然が広がっています。ブドウ栽培に必要な肥料は自家製のハーブ等をブレントして使用し、化学肥料等は使用していません。畑の個性を大切に考え、単一畑ごとにワインを造っています。ぶどうの樹齢も100年を超えると当然収穫量も減り手間も通常より多くかかりますが、これらにこだわる事で複雑味や奥行きがありフィネスをしっかりと感じるワインを丁寧に造っています。ゴビーのワインは驚くほどパワフルでかつ繊細、大自然の中で育てられたブドウはエネルギッシュで生命力に溢れています。
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