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Ballet d'Octobre 2020
ジュランソン・バレ・ドクトーブル・2020・コアペ

  • 限定品
販売価格(税込):
3,520
ポイント: 176 Pt

生産地方/南西地方
サイズ/750ml
主な品種/プティ・マンサン
味わい/白・甘口

多くの三ツ星レストランで愛されている“ジュランソンの宝石”

ドメーヌ・コアペは、ピレネー山脈の麓にある「世界最高峰の甘口ワイン」と認識されるプレステージ・ワイナリーです。フランス国内だけでも無数の高級レストランで愛される極上の甘口を世に送り出すコアペですが、その歴史は意外に浅く、正式なワイナリー設立は1980年。現在のオーナー、アンリ・ラモントゥ氏がわずか一代で築き上げました。ラモントゥ氏曰く、「ファーストヴィンテージから5年後、1985年頃には何とか上手にワインが造れるようになった」と言いますが、そのわずか3年後の1988年には従来の甘口を超える極甘口の生産に成功し、これがボルドーのヴィネクスポで行われた「世界の厳選甘口ワイン」でいきなり5位に入賞することになりました。この鮮烈なデビューが業界を驚かせるきっかけとなったのです。

農業と酪農を営む家庭に生まれたラモントゥ氏は、1975年、27歳のときに敷地内にあったブドウ畑に興味を抱き、それから5年の歳月をかけてブドウと向き合うなかで、ブドウが栽培や醸造によってパーソナリティを表すことを知ります。そしてワイン造りに専念することを決意します。醸造学はおろかワインに関して一切知識がなかったラモントゥ氏ですが、独学でワインを学び続け、わずか10年でその評価は世界的なものとなります。この短期間で、ジュランソンというマイナー産地から彗星のごとく現れた甘口の巨星。「甘口」と一括りにするにはあまりに類まれなその味わいに、美食家たちはすぐに虜になってしまいました。

そんな名声を得たラモントゥ氏ですが、彼は自身の事をワイン醸造家とは言わず、あくまで「ワイン職人」と名乗ります。あらゆるワイン産地の醸造家と意見交換をしながら、改良を重ね、独自のワイン醸造、ワインスタイルを築き上げる。こうしてジュランソン地区においての先駆者となったラモントゥ氏ですが、その謙虚な姿勢とワインへの情熱は今も変わらず彼を支えています。甘口での評価を確立した後、ここ数年は、「ジュランソン、またコアペは“辛口ワインでも素晴らしいものが作れる”ということを世に示したい」、という思いから、辛口ワイン造りにも本格的に力をいれ、甘口にひけをとらない素晴らしいワインをリリースしています。

南西地方では数少ない甘口タイプのワイン。デザートとはもちろんパテなどのお供にも!

地元に根付いた個性的な品種プティ・マンサンを100%使用していて、その仕上がりは、強調し過ぎない適度な糖度を感じつつも、クオリティの高い甘口ワインとなっています。そのスタイルから、食前、食後のひと時、あるいはデザートとのお供はもちろん、ワインだけでデザート代わりにお愉しみいただけます。お食事中にも、冷菜として楽しむメロンのスープやイチジクを添えたフォアグラやお肉のパテ等のお供に少量ながら合わせるのもまた一興です。様々な楽しみ方ができる嬉しい存在のワインです。
ジュランソン・バレ・ドクトーブル・2020・コアペ

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