ブルゴーニュの特級畑で最も北に位置している区画で非常に洗練されたワイン
ジュヴレ・シャンベルタン村に属する特級畑の内、もっとも北に位置している畑です。この名前は中世時代に消滅した小さな集落の存在に由来しているそうです。小道を挟んで斜面上方のマジ・オーと下方のマジ・バに分かれます。その区画から獲れる、樹齢80年を超えるぶどうをブレンドして造られます。収穫できる量は極僅かですが、若樹には絶対に表現できない様なテクスチャーや複雑さ、奥行き、余韻などを感じさせてくれます。
ワインは大変ピュアで、紫色の輝きを放ちます。美しく精密でありながら刺激的な香り。スパイスや甘草の様な印象も感じます。果実の酸味とその後に続く味わいの余韻が、ワイン全体に快活さを与えています。若いワインに見られる様な特徴にくわえ、さらに洗練された素晴らしい余韻を感じます。
オリヴィエ・バーンスタイン
新星ネゴシアンとして近年J.ロビンソンやA.メドウズなど数多くの高名ジャーナリストから高く評価されているオリヴィエ・バーンスタインは、ブルゴーニュのテロワールに魅了され2007年からブルゴーニュでのワイン造りをスタートしました。最高の区画と樹齢の高いぶどうの樹にこだわり、主に1級畑と特級畑に焦点を当てています。すべての工程において一切の妥協を許さず、樽職人のステファン・シャサンが新ヴィンテージの味わいを見ながらそのワインにあった樽の焦がし具合を見極めています。
しばしば“マイクロ・ネゴシアン”と表現されている彼のスタイルですが、彼自身はその言葉には少々疑問を持っている様子。
数十年前と現在では当然ワインに対する様々な考え方が移り変わっている中で、彼の考え方としては「ドメーヌ=畑の所有者」「ネゴシアン=畑の所有者で無い」とシンプルにこの2つに区別しています。彼自身は畑を所有しておりません。しかし、彼が携わるすべての畑は、1年を通じて樹の手入れから、収穫まですべてにおいて彼が管理をしているので、ぶどうを購入することは一切行わず、ドメーヌ・ネゴシアンという枠に収まることなくワイン造りをしています。
しかしながら、近年では特級畑のいくつかの区画は自身で購入することも出来ているそうです。
ぶどう樹の平均樹齢は50年以上でそのほとんどは60~80年と古樹がメインです。新樽の使用比率はワインの状態を見て毎年変化させています。理想的には新樽の香りはあまり付けたく無いそうで、ぶどうの芳醇な香りが漂い、リッチでより洗練された最上級のワインを目指しています。
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