爽やかな香りと高品質なミネラルがバランス良く調和した、キレのある辛口白ワイン
代々シャブリの畑を受け継ぎながら、地域の伝統とテロワールを尊重したワイン造りを続けています。
シャブリ地区は冷涼な気候と、「キンメリジャン」と呼ばれる貝殻を多く含む石灰質の土壌により、ミネラル感のある引き締まった辛口白ワインを生み出すことで知られています。
グラスに注ぐと、美しく輝く緑がかったレモンイエローの色調。
香りは白い花のアロマがダイレクトに広がり、その後にアプリコットや白桃などの果実香が続きます。さらに、レモングラスのような爽やかなハーブのニュアンスも加わり、非常に清涼感のある印象です。
味わいは、フレッシュな酸味に支えられながらも、リッチでボリューム感のある口当たり。
強いミネラルが全体を引き締め、エレガントで洗練された仕上がりを実現しています。
おすすめの料理としては、つぶ貝やホタテを使った前菜、野菜のスープ、小エビのサラダ、サーモンのマリネ、さらには仔牛のローストにクリームソースを添えたお料理などがよく合います。
シーフードやクリーミーな味わいの料理と特に相性が良く、ワインの持つ繊細なミネラル感と調和します。

ドメーヌ・ゴートゥロン
1977年、ワイン生産者一家の6代目であるアラン・ゴートゥロンが、父ジャンの営む家業に加わりました。当時、畑の面積はわずか8ha、生産本数も年間約10,000本ほどの小規模なワイナリーでしたが、その後少しずつ畑を拡大していきます。
2000年代に入ると、大規模な設備投資を行い、ワインのクオリティは飛躍的に向上。現在では、シャブリ地区の中でも注目されるドメーヌとして広く知られる存在となっています。
現在は**プティ・シャブリ、シャブリ、シャブリ・プルミエ・クリュ(1級畑:ヴォークパン、モン・ド・ミリュー、フルノー、モンテ・ド・トネール、オム・モル、ヴァイヨン、モンマン)**の3つのアペラシオンにまたがり、28ha以上のブドウ畑を所有しています。
シャブリ地区は、冷涼な気候と「キンメリジャン」と呼ばれる貝殻を含む石灰質土壌により、ミネラル感のある引き締まった辛口白ワインを生み出すことで知られています。ドメーヌ・ゴートゥロンは、豊富なミネラルとエレガントな酸、しっかりとした骨格を備えたシャブリを造り出す、地域を代表する生産者です。
現在の当主シリルは、6代目アランからワイナリーを継承。環境に配慮したブドウ栽培に取り組み、2020年にはフランス政府の「HVE(Haute Valeur Environnementale:高環境価値)」認証のレベル3を取得しました。HVEは、持続可能な農業と生物多様性の保全、資源の節約に積極的に取り組む生産者を認定する制度です。
醸造においては、果実味をできる限り引き出すため、主にステンレスタンクを使用。繊細な果実味とミネラル感を損なわず、ワインのピュアな個性を表現しています。
おすすめの楽しみ方としては、アペリティフや、季節の野菜、魚介類などとのペアリングがおすすめです。ワインが持つ豊富なミネラルとエレガントな酸味が、素材の味わいを一層引き立ててくれます。

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