フランスが誇るワイン銘醸地ブルゴーニュより、各村を象徴するワインを厳選
各村ごとの味わいや個性をお愉しみいただける上質なワインセットです。
ヴォーヌ・ロマネ・1級畑・レ・スショ・2016・ルイ・ジャド
ブルゴーニュ屈指のドメーヌ「ルイ・ジャド社」が手掛けるヴォーヌ・ロマネの1級畑。ルイ・ジャド社は、1859年に由緒ある葡萄栽培家としての歴史を有するジャド家のルイ・アンリ・ドゥニ・ジャド氏によって創設されました。ジャド家の歴史は大変古く、そのルーツは中世のジャコバン修道会に辿ることができるほどの旧家です。
ヴォーヌ・ロマネは、世界に名だたるワインを産出するフランスきっての赤ワイン銘産地。多々ある畑の中においてこの1級畑のレ・スショはその中でもとりわけ絶好の立地に畑が存在します。ヴォーヌ・ロマネの特級畑「エシェゾー」や、「ロマネ・サン・ヴィヴァン」、「リシュブール」といった名立たる畑に囲まれる場所に畑が位置していることに加え、生産量も多くないため、大変人気の銘柄です。上品でパワフルさを兼ね備えたテイストに、熟成感が加わり、スショが秘めたポテンシャルが今発揮されつつある状態です。その貴重価値感も感じつつ楽しんでいただきたいワインです。

「フレデリック・ルプランス」は、ブルゴーニュのオート・コート・ド・ボーヌにあるワイナリーです。ボーヌやポマールの西に位置する非常に小さな村、“Nantoux”(ナントゥー)にある築100年以上の厩舎を改装し、2004年からワイン生産を始めました。この場所は、日当たりの良いなだらかな丘陵地帯で、周りは大自然に囲まれており、ヨーロッパの生物保護地区「ナチュラ 2000」保護区の中心部でもあります。
ジュヴレ・シャンベルタンのコンブ・ド・ラヴォー(ラヴォーの谷)を中心に位置する、いくつかの区画のぶどうをブレンドして作るのがこのワインです。その地は粘土質が豊富な茶色の土壌で、排水性が良い好立地です。 収穫は手摘みで行い丁寧に選別。伝統的な醸造方法を用います。1オーク樽で10~12か月熟成し、その樽の30%は新樽を使用しています。瓶詰めは、本来の風味を残すため、ノンフィルターで行われます。出来上がったワインは深みのある濃いルビー色の外観。ブラックチェリー、すぐり等の赤黒系果実の香りに、下草、すみれ色の花のアロマが加わった優雅な香り、味わいは、タンニンによる力強さと、かつしなやかさも兼ね備えています。余韻も長く、長期熟成の可能性を秘めたワインです。
お料理は、骨付き仔羊肉のロースト、仔牛肉のローストにマッシュルームをたっぷり使用した赤ワインソース、ビーフシチュー、鴨胸肉のローストにカシスやベリーの甘酸っぱいソースがおすすめです。

ハイツ家は1857年からブルゴーニュに畑を所有していますが、元々育てたぶどうをブルゴーニュ屈指のネゴシアン、ジョセフ・ドルーアンに売却しておりました。アルマン・ハイツはこの契約の満了に伴い、2011年に醸造家の資格取得を成し、満を持して2012年ヴィンテージからワイン生産を始めました。
0.6haの北向きの1級畑のぶどうを全房発酵で、12ヶ月樽熟成で造られます。
「Les Pézerolles」は、ポマールの中でも特に繊細で女性的なスタイルとされています。ベリー系の赤果実の香りと大地を思わせるミネラルな香り、その味わいも赤いベリー系の果実味が感じられ、柔らかいテクスチャーとバランスの取れた酸味も魅力的、それらの要素は熟成によってさらに深みが増します。
長期熟成も期待ができるソムリエおすすめの1本、牛肉の赤ワイン煮込みや、鹿肉のロースト、キノコやトリュフのリゾット等と合わせていただくと、ワインの繊細な味わいが一層引き立ちます。

コルトンは、コート・ド・ボーヌで生産される特級畑の赤ワイン。ブルゴーニュのシンボル「コルトンの丘」の南東向き斜面の中腹から下部にかけて畑が広がっています。その畑はいくつかの区画に分かれていますが、この「ブレッサンド」は、畑の向き、土壌の特徴が特に恵まれていて、ぶどうにとって最良の区画とされています。
外観は深みのあるルビー色。十分に熟したラズベリー、ブラックチェリー、カシスを思わせる香りに、ほのかなスパイスを思わせる香りが加わります。味わいは、豊富な果実味とパワフルなタンニン、上品な酸味とミネラル感、力強さと繊細さを兼ね備えたグラン・クリュと呼ぶにふさわしいクオリティです。また、長期熟成にも適しており、時間とともにタンニンが溶け込むことで、より滑らかで贅沢な味わいに変化します。
お料理は、牛フィレ肉のローストやパイ包み焼きにトリュフのソース、フォアグラのソテー、地鶏のローストにモリーユ茸を使用したソース、仔羊と旬野菜の煮込みがおすすめです。

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