アルマン・ジョフロワのワインは若いうちから華やかで美しい果実味を楽しめます。抜栓してからの持続性に長けており、しかも熟成感に近いニュアンスの味わいも期待できる、飲む側にとって嬉しい存在です。

この村名ジュヴレ・シャンベルタンは樹齢35年以上の区画からぶどうを厳選して作られます。鮮やかな赤紫の外観。チェリー系果実の香り、程よいタンニン、豊かなミネラル、酸味が一体となり、エレガントで、バランスの良いワインとなっています。

合わせたいお料理は、仔羊のロースト、牛肉のパイ包み焼き、鴨肉のフルーツソース、フォアグラのテリーヌ、赤身のお寿司などがおすすめです。

ジュヴレ・シャンベルタンの村で19世紀から続くドメーヌ。1980年代からこのドメーヌで働き、1989年からはワイン造りの責任者となったジェラール・アルマンが娘婿となり、1990年にルイ・ジョフロワからアルマン・ジョフロワにドメーヌ名を変更。
現在はジェラールの息子であるフィリップもドメーヌに参加し、約9ヘクタールの畑を所有しています。

ぶどうの平均樹齢は約50年、最高齢は85年。栽培方法は至って伝統的。除草はせず、土を耕すだけに留めます。 化学肥料は使用せず、植物が自己防衛の役割を果たせるよう、植物検疫レベルで合理的な害虫駆除(殺虫剤やダニ駆除剤は使用しません)を実践しています。より理想的にぶどうを成熟させるために、不要な若い芽を除去。ぶどうの通気性を良くするために茎を二重に剪定し、より大きな葉の表面積を得るために高剪定を行います。
収穫量を制限するために、7月末にグリーンハーベストが行われます。ワイン造りの原則は、伝統的なままでありながら進化しています。100% 除梗し、約5日間の低温発酵前浸軟、ヴィンテージと温度調節によるヴィンテージに応じて15日から21日間の樽熟成。ワインはオーク樽で熟成されます。村名産および1級畑には新樽が20%～40%、特級畑には 90%使用されており、樽ではなく果実味が重視されます。
瓶詰めはドメーヌで行っており、ワインの熟成期間に応じて行われます。通常、ピノ・ノワールの芳香のあるフレッシュさとフルーティーさを維持するために、12カ月から 16カ月の熟成期間が設けられています。