コンドリュー復興の立役者
コンドリューのブドウ畑に魅せられた先代のフランシス・ヴェルネイ氏は1940年から趣味でワインを作り始め、1.5ヘクタールの畑から素晴らしいフィネスを持つ白ワイン「コトー・ド・ヴェルノン」を生み出しました。その後1953年に息子のジョルジュ氏がドメーヌを設立、ヴェルネイ家のワイン造りは大きく発展しました。1940年代からジョルジュ・ヴェルネイ氏は、コンドリュー生産者組合の会長を長く務め、ほとんど消えかかっていたアペラシオンの復興に心血を注ぎました。彼の造るワインは高い評価を受け、コンドリューというアペラシオンは世界的に認知されるようになりました。彼こそがコンドリューの牽引役であり、彼なくして今日のコンドリューは無かったと言っても過言ではなく、「コンドリューの父」と評されています。現在は娘のクリスティーヌさんがワイン造りに携わっています。