きめ細かな泡と上品な味わいで、毎日の食卓から特別な乾杯まで活躍する6本セット。
ヴーヴ・アンバルは、自社所有の広大な畑をはじめ、ブルゴーニュ南北に広がる240ha以上の区画から多様なブドウを収穫。豊かなテロワールの個性を活かすことで、奥行きのある複雑な味わいを生み出しています。 その哲学が凝縮されたこの2022年は、単一ヴィンテージの個性を存分に味わえる特別なキュヴェです。
グラスに注ぐと、輝きのある淡い黄金色に細やかで優雅な泡立ち。香りの主役は白桃や洋梨のフルーティさに、焼き立てブリオッシュやアーモンドのような心地よい香ばしさが重なります。これらのアロマが織り成す複雑さは、ヴィンテージならではの厚みを感じさせ、期待感を高めます。
味わいは、シャルドネ主体のクリアで精緻な酸と、程よく熟した果実味のバランスが印象的。フレッシュな果実の甘みと、しっかりとした酸が溶け合いながら、すっきりとしたドライなフィニッシュへと続きます。ミレジメならではの凝縮感と奥行きがありながら、軽やかで飲み心地がよく、さまざまなシーンで楽しめる一本です。
食事との相性も幅広く、アペリティフからメイン料理まで対応可能。魚介のカルパッチョ、白身魚のソテー、軽やかなクリームソースの料理などと合わせると、その繊細で複雑な味わいが互いを引き立てます。また、特別な日や贈り物としても喜ばれる優雅さと品質感を持ち合わせています。
Veuve Ambal (ヴーヴ・アンバル)
ヴーヴ・アンバルの歴史は、ブルゴーニュ出身のマリー・アンバルによって1898年に始まりました。彼女はパリの銀行家と結婚後、夫の死をきっかけに故郷へ戻り、ワイン造りへの情熱を抱いてこのメゾンを立ち上げました。以来、彼女の家族はその情熱と品質へのこだわりを守り続け、今日ではブルゴーニュ地方のクレマン造りの象徴的存在として世界的にも高い評価を得ています。
現在もピフォー家が会社を率いており、5代目・6代目と伝統が受け継がれています。古くからのクラシックな手法を大切にしつつも、時代に合わせた技術革新や品質向上にも積極的に取り組んでいます。これが、Veuve Ambalのクレマンが「エレガントで繊細」と称される理由であり、多くの国際的な賞を受賞している背景です。
ヴーヴ・アンバルはブルゴーニュ地方の優れたテロワールを活かしたワイン造りを行っており、240ヘクタール以上に及ぶ自社ブドウ畑を有しています。これらはブルゴーニュの複数の重要な産地に分散しており、異なる土壌や気候条件が、多様な味わいと香りのバランスを生み出す源となっています。
また、すべてのブドウは持続可能な農業(HVE3)のもとで栽培されています。環境負荷を抑えつつ、ブドウ本来のポテンシャルを引き出すことで、クレマンに豊かな深みと洗練された風味を与えています。
Veuve Ambalのクレマンは、ブルゴーニュの風土を反映した「伝統的方式(メトード・トラディショネル)」で造られています。この製法はシャンパーニュと同じ製法で、瓶内二次発酵によって繊細で持続性のある泡を生み出します。
ブドウは主に手摘みで収穫され、ピノ・ノワール、シャルドネ、ガメイ、アリゴテなどブルゴーニュを代表する品種が使用されます。各品種ごとに丁寧にプレスされて造られたベースワインは、経験豊かな醸造チームによってブレンドされ、それぞれのクレマンが持つ個性やバランスを最大限に引き出します。
発酵・熟成は長期間にわたって行われ、12〜18か月以上の瓶内熟成を経て複雑で深みのある味わいに仕上げられます。この熟成期間が、泡の細やかさや豊かな香りの構造に寄与し、エレガントで調和の取れたスパークリングワインを生み出します。
120年以上にわたる歴史と家族の情熱によって育まれた、ブルゴーニュを代表するクレマン・ド・ブルゴーニュの名門です。自社畑を活かしたテロワール表現と、伝統的な伝承を守りながら進化を続ける製造技術が融合し、世界中で愛されるスパークリングワインを生み出しています。
その味わいは、祝いの席や特別なひとときはもちろん、日常の幸せな瞬間にも優雅さを添えてくれることでしょう。ぜひ、ヴーヴ・アンバルのクレマンで、ブルゴーニュの真髄を感じてください。
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