世界でも代表的なシャンパーニュブランド「テタンジェ社」のスタンダードキュヴェ
最低でも3~4年の熟成期間を経てリリースされるこのキュヴェは、きめ細かく持続する泡立ち、白い花や洋梨、ブリオッシュ、わずかにバニラや桃を思わせるアロマが複雑に広がります。味わいはフレッシュでバランスが良く、きりっとした酸と上品な果実味が見事に調和。後味にはほのかな蜂蜜のニュアンスが感じられ、長い余韻を楽しめます。
アペリティフとしてはもちろん、スモークサーモンや魚介類の前菜、白身魚の料理などとの相性も抜群。日常の贅沢から特別な日まで、幅広いシーンで活躍する、気品あふれるシャンパーニュです。

テタンジェ(Taittinger)
テタンジェの歴史は1734年に創立された「Forest Fourneaux」に遡ります。この名門ワイナリーを、1931年にピエール・テタンジェが買収し、現在の「Champagne Taittinger」として再出発を築きました以来、家族名を冠する希少なシャンパーニュ・メゾンとして、今日までテタンジェ家が経営を続けています。
テタンジェのスタイルを象徴するのは、シャルドネ比率の高さ。ブリュット・レゼルヴでは、シャルドネ約40%、ピノ・ノワール約35%、ピノ・ムニエ約25%という構成で、繊細かつエレガントな味わいを追求しています。また、コント・ド・シャンパーニュなどのグラン・キュヴェにおいては、シャルドネを100%使用したブラン・ド・ブランにも注力しています。
ワイナリーはランスのサン・ニカーズ大修道院の地下、ローマ時代に掘られた石灰の坑道を利用。その冷涼で一定の熟成環境は、ゆっくりと熟成が進むのに最適です。
2005年に一時的にスターウッド・キャピタルに売却されましたが、翌2006年にピエール・エマニュエル・テタンジェがクレディ・アグリコルの支援を得て家業を取り戻しました。その後、2020年初頭にその長女ヴィタリー・テタンジェが社長に就任。彼女はアート出身で、文化と感性を融合したマーケティングや芸術的プロジェクトにも積極的です。
テタンジェは他メゾンに先駆け、イングランド・ケント州に「ドメーヌ・エヴレモンド」を設立し、英国スパークリングワインの生産に乗り出しています。

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