ピノ・ノワール主体で軽やかな果実味が魅力!季節を問わず、食卓に華やかさを添えてくれるロゼワイン。
サーモンピンクの美しい色調に、チェリーや赤スグリ、かすかな柑橘の香りが広がり、軽快で洗練された飲み口が特徴です。少し冷やして楽しむことで、ワインの透明感とミネラル感が際立ちます。
合わせるお料理として。サーモンのマリネや帆立のカルパッチョ、トマトとモッツァレラのカプレーゼなど、爽やかな前菜がおすすめです。香草を効かせた鶏肉料理、ハーブソーセージなどとも好相性です。季節を問わず、食卓に華やかさを添えてくれる1本として、幅広いシーンで活躍してくれるでしょう。

Arnaud & Sophie Sirugue Noëllat(アルノー&ソフィー・シリュグ・ノエラ)
ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村に拠点を置く、新進気鋭のワイン生産者です。夫妻それぞれが名門ドメーヌの出身という稀有な背景を持ち、2022年より自らの名を冠したドメーヌを立ち上げ、少量ながらも質の高いワインを生み出しています。伝統と革新が交差する彼らのスタイルは、ブルゴーニュファンの間で急速に注目を集めています。
アルノー・シリュグは、ヴォーヌ・ロマネの名門「ドメーヌ・ロベール・シリュグ」の三代目。彼の家族は代々この地でブドウ栽培とワイン造りを行っており、アルノー自身も幼少期から畑仕事に親しんできました。一方、妻のソフィー・ノエラは、「ドメーヌ・ジョルジュ・ノエラ」にルーツを持ち、こちらもヴォーヌ・ロマネに深く根ざした名門一家です。ブルゴーニュの豊かな伝統を背負う二人が出会い、夫婦としてだけでなくワイン造りのパートナーとして新たな道を切り開いたのが「Arnaud & Sophie Sirugue Noëllat」です。
ドメーヌの立ち上げ当初から、彼らは“自らが飲みたいと思うワイン”“土地の声を映し出すワイン”を造ることを目標に掲げています。栽培においてはリュット・レゾネ(減農薬農法)を実践し、必要最低限の介入にとどめることで、健全なブドウを育てています。収量は抑えめに設定され、ひと房ひと房を丁寧に管理。手摘みで収穫されたブドウは、鮮度を保ったままワイナリーへ運ばれ、選果台でさらに厳しく選別されます。
醸造においては、抽出を穏やかに行い、ピュアな果実味と繊細なテクスチャーを重視。新樽の使用は控えめにし、ワインの骨格とミネラル感を際立たせるスタイルを貫いています。その結果、出来上がるワインは、エレガントでありながら芯の強さも備えた仕上がりとなり、若いうちから楽しめるバランスと、熟成による深化の可能性を両立しています。
アルノー&ソフィー・シリュグ・ノエラのワインは、今後ますます注目されるであろう“次世代のブルゴーニュ”を象徴する存在です。伝統に敬意を払いながらも、現代的な感性をもって新たな表現に挑む彼らの姿勢は、多くの愛好家の心をつかみ続けることでしょう。
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