メドック格付けの名門を中心に、ボルドーの魅力を存分に味わえる赤ワイン5本セット。
ラ・ダム・ド・モンローズ・2016
ボルドー左岸の名門シャトー、Château Montroseが手掛けるセカンドワイン。グラン・ヴァンと同じ畑のブドウから造られ、メルロ主体のブレンドによってしなやかで親しみやすいスタイルに仕上げられています。ワイン名は、1944年から1960年までシャトーを率いたイヴォンヌ・シャルモリュー夫人への敬意を込めて名付けられました。
2016年は昼夜の寒暖差に恵まれた年で、豊かなアロマとフレッシュな酸のバランスが際立つヴィンテージ。グラスからは熟したブラックベリーやカシスの香りに、スパイスや甘いバニラ、リコリスのニュアンスが重なります。口当たりは丸みがありながらも骨格はしっかりとしており、緻密なタンニンと果実のフレッシュさが美しく調和。余韻には黒果実とスパイスのニュアンスが長く続きます。
モンローズの力強さを感じさせつつ、比較的若いうちから楽しめる点も魅力。クラシックなサン・テステフの風格とエレガンスを兼ね備えた一本です。
お勧めのお料理は、牛頬肉の赤ワイン煮込み、ローストビーフ、ジビエのパテなど、コクのある肉料理と好相性。タンニンと果実味が料理の旨味を引き立てます。
シャトー・サン・ピエール・2014・メドック格付け第4級
メドック格付け第4級に位置するサン・ジュリアンの名門シャトー。わずか約17haという小規模な畑から生まれるワインは、緻密な品質管理と区画ごとの醸造によって、テロワールの純粋な表現を追求しています。現在はトリオ家が所有し、伝統と現代的技術を融合させたワイン造りを行っています。
2014年はカベルネ・ソーヴィニヨン主体のブレンド。深いガロンヌ砂利土壌で育つブドウが、サン・ジュリアンらしい均整の取れた構造を生み出します。香りはカシスやブラックチェリーに、杉やスパイスのニュアンス。口当たりは洗練されており、細やかなタンニンが果実の厚みを支えながら長い余韻へと導きます。
力強さとエレガンスを兼ね備えたスタイルは、サン・ジュリアンの典型とも言えるバランスの良さ。熟成によってより複雑な香りを楽しめるポテンシャルも魅力です。
お料理は、鴨のローストや鳩料理、鶏のモリーユクリーム煮込みなど、繊細な旨味を持つ肉料理と相性が良いです。
シャトー・ソシアンド・マレ・2016
格付け外ながら世界中の愛好家から高い評価を受けるオー・メドックの実力派。オー・メドックの北部、ジロンド河口を見下ろす丘陵地に広がる歴史あるシャトー。格付けに属さないながらも、その品質の高さから世界中の愛好家に支持される実力派として知られています。17世紀に起源を持ち、1969年にジャン・ゴートローが取得して以来、品質向上により高い評価を獲得してきました。
2016年はメルロとカベルネ・ソーヴィニヨン主体のブレンド。濃い紫がかった色調で、ブラックベリーやプラム、野生の果実の香りに加え、バルサミコやスパイスのニュアンスが広がります。口に含むと豊かな果実味と緻密なタンニンが広がり、力強さと精密さが同居した味わい。余韻は長く、フレッシュさと骨格を兼ね備えたクラシックなボルドースタイルです。
長期熟成のポテンシャルを持ちながら、すでにバランスの取れた完成度を感じさせるヴィンテージで、知る人ぞ知る名門シャトーです。
お料理は仔羊のグリル、ローズマリー風味のラムチョップ、炭火焼きの赤身肉など、香ばしい肉料理と相性抜群です。
シャトー・ラ・クースポード・2009
サン・テミリオンの丘陵地に位置する歴史あるシャトーで、優良年の2009ヴィンテージ。石灰質と粘土質が混ざる土壌に植えられたブドウから、豊かな果実味と力強い構造を兼ね備えたワインを生み出しています。
2009年はボルドーでも特に評価の高いヴィンテージで、完熟したメルロを主体とした濃密なスタイルが特徴。グラスからはブラックチェリーやプラム、ダークチョコレート、甘いスパイスの香りが広がります。口当たりは非常に滑らかで、熟した果実味が豊かに広がりながらも、しっかりとしたタンニンがワイン全体を支えます。
熟成を経てタンニンは丸みを帯び、サン・テミリオンらしい官能的でリッチな味わいに。ボリューム感のある果実味と長い余韻が、偉大なヴィンテージの魅力を存分に表現しています。
牛フィレのステーキ、トリュフを添えた料理、ポルチーニ茸のリゾットなど、香り高い料理とよく合います。
シャトー・デュ・ドメーヌ・ド・レグリース・2018
ポムロールの中心部、教会の近くに広がる約7haの畑から生まれる小規模シャトー。1589年にはすでに記録が残る歴史ある畑で、現在はカステジャ家によって運営されています。粘土と砂利を主体とした土壌に植えられたメルロが、ポムロルらしい滑らかな質感を生み出します。
2018年はメルロ主体(約95%)のブレンド。黒チェリーやプラム、スミレ、ほのかなスパイスの香りが広がり、非常に濃密で芳醇な印象。口当たりは丸くシルキーで、熟した果実と上質なタンニンが調和した官能的な味わいです。18ヶ月の樽熟成によって、チョコレートやロースト香のニュアンスが重なり、奥行きのある余韻へと続きます。
ポムロルらしい柔らかさと凝縮感を兼ね備えた、魅力的でエレガントな一本です
フォアグラのソテー、オレンジソースの鴨料理、きのこを添えたトゥルヌド・ロッシーニなど、リッチで香り高い料理と好相性です。
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