メドック格付け第2級でサンテステフ村で最上級の格付けに君臨する2大シャトーの1つ。
モンローズが位置するボルドー・左岸エリアの2008年は冷涼な春から始まり、夏の終わりには雨量が多く、非常に穏やかな気温が続く年でした。収穫の9月には晴天が続き、ぶどうにとって丁度良い乾燥した気候になりました。しっかりした色付きに質の高い酸も保たれ、上質な成熟したぶどうに仕上がりました。2008年のボルドーの中では最も完璧に仕上げたシャトーであり、2040年頃までは熟成に耐えることができるでしょう。深く、濃い赤紫の色調。カシスやブラックベリーの様な黒系果実の香りが豊かでフルーティーな印象と、凝縮した果実味、力強くもしなやかで上品なタンニンのバランスが見事に取れています。
【ぶどう品種】
カベルネ・ソーヴィニョン: 65 %
メルロ: 30 %
カベルネ・フラン: 4 %
プティ・ヴェルド: 1 %